家を建てるとき、重視すべきポイントはたくさんあります。中でも、今後、自宅で開業を考えているのであれば、使用用途が変わっても使いやすい間取りを意識しておくほうがいいでしょう。間取りを決める際のポイントについてまとめてみました。
自宅でサロンを開くなら戸建てとマンション、どっちがいい?
将来的に自宅サロンの開業も視野に家選びをされる人の中には、戸建てとマンション、どちらがいいか迷われることもあるかもしれません。どちらを選ぶかはそれぞれの理想によって異なってくるでしょう。ですが、「自由度」を軸に考えるのであれば、マンションより戸建てのほうがいい可能性が考えられます。
マンションは規約によって開業できないケースも
マンションでも自宅サロンを開業することは可能ですが、どの物件でも大丈夫だろう、という思い込みは危険です。マンションの場合、同じ建物にさまざまな住居者が入ることになるため、安定した住空間を守るためにも、事業の許可をしていないケースもありえます。もしマンションで自宅サロンを考えている場合は、規約をよくチェックしておくようにしましょう。
マイホームなら理想の間取りを作れる
マンションに比べ、戸建ては自由度の高いのがメリットです。これから家を建てるのであれば、ある程度、自由に使用できるスペースを作っておくといいでしょう。例えば、ファミリー空間とビジネス空間とを分けられるように入口を2箇所用意しておく、駐車スペースを広めに確保するなどです。
自宅サロン開業で将来の幸福度アップにも
いざ、家を建てるとなると膨大な費用が必要であり、理想通りの間取りを作るのは容易なことではないかもしれません。ですが、将来的にサロンを運営したいと考えている場合、自宅でサロンを開くことで得られるメリットもあります。例えば初期費用やその後の維持費については、自宅サロンのほうが抑えられる可能性もあります。自宅サロンと店舗サロンとで得られるメリット、デメリットについても押さえておきながら、将来設計を考えてみましょう。
メリット | デメリット | |
自宅サロン | ・固定費が抑えやすい ・自分のペースで働きやすい ・特別感を演出しやすい | ・集客効果が出にくいケースも ・生活感が出やすい |
店舗サロン | ・集客しやすい ・メリハリを持って働ける ・内装を楽しめる | ・初期費用が高くなりやすい ・固定費など維持費がかかりやすい |
これから家を建てるなら、色々な使い方ができる間取りが便利
マイホームは建築段階から携わることができます。将来的に自宅サロンの開業をする場合はもちろん、例えば耳つぼダイエットなど、ほかのサイドビジネスを検討し始めた場合でも、空きスペースを確保しておくことでさまざまな使い道が生まれるでしょう。自分で作った空間を自由にビジネス空間として利用できるのは、これから家を建てるあなたの大きなメリットといえます。ぜひそのメリットを活かして、夢を叶える家づくりを目指してみてはいかがでしょうか。