サイドビジネスでサロンを開業するとなると、個人事業主として活動することになります。そこで注意したいのが、税金・青色申告と言った問題です。この記事では、これからエステサロンや耳つぼダイエットサロンを開業したい人に向けて、気を付けたい税金面でのポイントについてご紹介します。
個人事業主が知っておくべき税金面の問題
これまで会社員として働かれていた人であれば、各種税金は毎月の給与から天引きされて、自分で確定申告することはあまりなかったかもしれません。しかし、個人事業主として生計を立てていくとなれば、そうはいきません。確定申告を自分で行い、しっかりと納税する必要があります。厚生年金や保険料などについても、会社員の場合は会社と折半となりますが、個人事業主はすべて自腹で支払うことになります。まずはこれまでより、年金や保険料、税金等の支払いが多くなることを頭に入れておきましょう。
開業するなら青色申告を！お得に控除を受けられる
エステサロンや耳つぼダイエットサロン事業など、個人事業主として事業を始めるには、開業届を出す必要があります。そこで気を付けたいのが、白色申告と青色申告があることです。
もし白色申告と青色申告とで迷われた場合は、青色申告をされることをおすすめします。青色申告のほうが、税金の控除額が大きいからです。白色申告は、帳簿をつける面で簡単ですが、青色申告より控除額は少なくなります。
ただし、青色申告をする場合、しっかりとした帳簿をつける必要があります。帳簿をつけるのが苦手な場合は、顧問税理士を見つけるのも有効な手段ですが、その分の費用がかかることも検討しましょう。中には、高額の費用を取られるケースもあるので、依頼する場合はいくつかの税理士事務所で見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
税金や申告のことも念頭にサロンの開業を
個人事業主となると、これまでしたことがなくても、会計や、税務申告などの手続きを自分でする必要があります。不安なことや分からないことは、税理士などの専門家や、税務署、官公庁などに尋ねつつ、処理をしていくのがおすすめです。
